日本の祝日による理不尽な点や疑問点などQ&A

日本の祝日のルールの中で、理不尽だと感じたり、何で?と疑問に思うものもあるのではないでしょうか?
それではいくつか理不尽な点や疑問点について紹介していきます。

振替休日の有無について

日本の祝日の中には、ハッピーマンデーの導入によって第2月曜日や第3月曜日と日付が固定していない祝日が存在します。
これらの祝日に関しては、土曜日、日曜日、月曜日と3連休が約束されています。
しかし、日付が固定されている祝日の場合は、年によっては土曜日や日曜日に該当するケースも少なくありません。

この時、祝日が日曜日に該当すれば振替休日となり、翌日の月曜日が休日扱いとなります。
ですが、土曜日に祝日が該当してしまうと、振替休日がないのはなぜでしょうか?
特に2017年は祝日が少ないという事で、不満の声が上がっていますよね。

実は日本で週休2日制になったのは最近の事です。
1980年代に週休2日制を採用する会社が増えはじめ、公務員も週休2日を実施したのが1992年になってからです。
ですが、法律上では休日は週休2日に改定されておらず、日曜日だけが休日として扱われています。

祝日が初めて制定されたのは明治3年の話で、週休2日制が採用されるはるか昔の話です。
そのため、振替休日も休日である日曜日に該当した場合にのみ月曜日が休みなり、土曜日は振替休日は適用されないという訳です2012年の民主党政権時代には、土曜日の祝日も振替休日にするという法案が出たようですが、結局廃案となってしまいました。

祝日が休みではない会社はもしかしてブラック企業?

サービス業や小売業など、365日営業している会社では、社員は土日出勤し、平日に休みを取るのが一般的です。
ですが、土日が休みの会社の場合、祝日も休みになる会社が大半です。
では、祝日が休みではないのはブラック企業なのか?と言えば、祝日出勤制度に関しては違法行為ではなく適法なので、それだけでブラック企業とは言えません。

なぜか?というと先ほどと同じで法律上の休日は週休2日ではなく、日曜日だけが休日と定められているためです。
そのため、労働法では、労働者に週に1回の休日を与える義務はありますが、週に1回の休日を与えていれば、祝日は与えなくても労働法に違反する行為とはなりません。